最終確認 約5分で読めます 水の備蓄

一人暮らしの備蓄水は2Lで何本?日数別に計算しました

1人1日3Lという国の目安をもとに、3日分・7日分それぞれで2Lペットボトルが何本必要かを計算。ケース単位での買い方と、狭い部屋での置き場所まで整理します。

答え 1人3日分 5 2Lペットボトル

PR 本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

一人暮らしで水を備蓄しようとすると、まず「何本買えばいいのか」で止まります。 リットルで言われても、売り場に並んでいるのはケース単位だからです。

結論を先に書きます。3日分なら2Lを5本、7日分なら11本です。 ケースで買うなら、3日分は1ケース、7日分は2ケースが目安になります。

1人1日3L × 3日 ÷ 2L

5

農林水産省「1人1日3リットル」にもとづく計算。9L ÷ 2L = 4.5本を切り上げて5本。

結論から:3日分は1ケース、7日分は2ケース

農林水産省は、災害時に必要な水の量を1人1日3リットルとしています。 これは飲料用と調理用を合わせた量で、手や食器を洗うといった生活用水は別に必要とされています。

この3リットルを日数でかけると、必要量はこうなります。

備蓄日数必要量2Lペットボトルケース(6本入)換算
3日分9L4.5本 → 5本1ケースで足りる
5日分15L7.5本 → 8本2ケースで足りる
7日分21L10.5本 → 11本2ケースで足りる

帯の長さは、この表のなかで最も多い「7日分=11本」を1として揃えています。

端数は切り上げています。0.5本という買い方はできないためです。

2Lの保存水は1ケース6本入りで売られていることがほとんどなので、 実際の買い物は「1ケース買うか、2ケース買うか」の判断になります。 1ケース=12リットルは、ちょうど4日分にあたります。

何日分を用意すべきか

農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」では、 最低3日分、できれば1週間分の備蓄が望ましいとされています。 理由は、災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上かかるケースが多く見られるためです。

一人暮らしの場合、この判断は住まいの条件で変わります。

収納が少ない・初めて備蓄するなら3日分(1ケース)

何も備えていない状態から1ケース置くだけで、状況は大きく変わります。 いきなり2ケースを買って置き場所に困り、結局片付けてしまうより、 1ケースを確実に置いておくほうが実用的です。

収納に余裕がある・支援が届きにくいなら7日分(2ケース)

収納に余裕があり、支援が届きにくい地域に住んでいる場合は、 2ケース(24L)を目標にします。ただし1ケースで13kg前後になるため、 次の項目で説明する置き場所の分散とあわせて考えてください。

置き場所は「分散」で考える

2Lが6本入ったケースは、重さが13kg前後になります。 米袋よりも重く、一人で運ぶには相応の重量です。

一人暮らしの部屋では、次のような分け方が現実的です。

  • 押入れ・クローゼットの下段 — 重いものを下に置く原則どおり。地震で落下しない
  • ベッド下 — デッドスペースを使える。2Lケースは高さ30cm前後なので入るか要確認
  • 玄関の近くに1〜2本 — 避難時に持ち出す分。1本だけでも別置きにしておく

すべてを1か所にまとめないでください。 その場所が家具の下敷きになったり、扉が開かなくなったりすると、すべて取り出せなくなります。 2か所以上に分けておくのが備蓄の基本です。

よくある誤解:普通のミネラルウォーターでもいいのか

「保存水」「長期保存水」として売られているものは、賞味期限が5年や7年に設定されています。 通常のミネラルウォーターより長い期限が設定されており、商品ごとの期限は 必ずラベルの表示で確認してください。

ただし、普通のミネラルウォーターが備蓄に使えないわけではありません。 普段から飲んでいる水を多めに買い、古いものから使って買い足すやり方 (ローリングストック)であれば、賞味期限の長さはそれほど問題になりません。

判断の目安はこうなります。

  • 保存水を選ぶ — 買ったら置きっぱなしにしたい。管理の手間をかけたくない
  • 普通の水でローリングストック — もともと水を箱買いしている。入れ替えを習慣にできる

管理を続けられる自信がないなら、期限の長い保存水のほうが確実です。 「備えたつもりで期限が切れていた」が、備蓄で最も多い失敗だからです。

注意点

保存状態によって品質は変わります。 直射日光の当たる場所や、 高温になる場所での保管は避けてください。

賞味期限を過ぎたものの扱いについては、濁り・変色・容器のふくらみ・異臭がないかを確認し、 少しでも異常があれば飲用しないでください。判断に迷う場合は製造元にご確認ください。 期限切れの水も、手洗いやトイレを流すといった生活用水としては使えます。

また、ペットボトルは臭いを通すことがあるため、 洗剤や灯油などの近くには置かないほうが安全です。

まとめ

  • 必要量は1人1日3L(飲料・調理用。生活用水は別)
  • 3日分=2Lを5本(1ケース)7日分=11本(2ケース)
  • 1ケース(12L)はちょうど4日分。まず1ケースから始めてよい
  • 1ケースは13kg前後。押入れ下段とベッド下など2か所以上に分散
  • 管理を続けられないなら、期限の長い保存水を選ぶ

備蓄量の考え方や最新の情報は農林水産省の家庭備蓄ポータルでも公開されています。 当サイトの免責事項もあわせてご確認ください。

なお当サイトの情報の作り方についてはこのサイトについてで説明しています。

参考にした情報源

3件のうち3 が公的機関の公開資料です。

  1. 大事な水、どうやって備えますか? | 農林水産省

    国の機関参照 2026-07-31

  2. 災害時に備えた食品ストックガイド | 農林水産省

    国の機関参照 2026-07-31

  3. 家庭備蓄ポータル | 農林水産省

    国の機関参照 2026-07-31